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ここひろブログ

私たちは東京都青梅市、羽村市で在宅介護を中心とした介護サービスを展開しています。また、地域で暮らし続けることができる社会を目指し、グループホームや小規模多機能型居宅介護、そして一般家事代行などを手がけています。
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2019年10月 井上信太郎より
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Just Culture(非難から対話の文化へ)

 

テレビのワイドショーなどを見ていると、個人や組織に対して説明責任を持たせ、うまくいかないときには非難したり責任を押し付けたりして、人が立ち上がれなくなるまで追い込む場面を目にする。そんなことをするニュース番組に、最近ではすっかり興味を持てなくなってしまった。僕はもともと人が責められるだけの様子を見たくないのかもしれない…

 

こんな前置きをしておきながら、実は先月から介護事故ゼロ運動を始めました。しかも、事故を引き起こしたスタッフは、無事故日数をストップさせただけではなく、名前まで掲示されてしまいます。まるで人を責めているかのようにもとれる取り組みですよね。これにはスタッフも驚いて、犯人のつるし上げか!などの意見も出たようです。スタッフにそう思わせてしまったのは残念、まだまだ対話より非難、という意識が強いのだろう。

 

私がこれまで目指してきたことに、誰も排除されない社会を作るというものがあります。ここには当然認知症や障がいを持った当事者をはじめ、スタッフの一人一人も含まれます。非難だけでは排除しているのと一緒ですよね。事故ゼロ運動のそもそもの目的は、事故を無くしたいということであり、非難をして特定の個人を責め立てることではないのです。事故はだれだって怖い、だけどその経験談はチームの話し合いにはとても有益なはず。チームで、良いことも悪いこともオープンにして、事故を無くすために事故の当事者を交えて話し合うことが大切なのではないだろうか。乗り越えるべきものがあるならば、当事者だけではなく、チーム全員で乗り越えるものでなければならないと、そのように思うのです。

 

孔子の言葉に、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があります。人を憎まず罪を憎め、とも言い換えられます。罪をしっかり憎むことができないと、事故って無くならないんです。これはもはや精神論ではなく専門性の話。たくさんの利用者さんの生活や人生、そして命を守るために、私たちは今日も心を通わせ合いながら対話し続けます。

| 心のひろば | 井上信太郎より | 15:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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